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2020.6.3

卒業生の先輩から在校生へのメッセージ

 卒業生(1期生)の皆さんから、コロナ禍の状況にある社会リハビリテーション学科の後輩に向けて、暖かい言葉をいただきましたので、お知らせします。1期生の卒業生には、福祉現場で働いている人、子育て中の人、福祉の知識を活かした仕事に就いている人、異なる職域で活躍する人などがおられます。皆さん、様々な状況におけるコロナ禍に、毎日対応されています。
 そのような先輩方に、いま大学に来れずに自宅で過ごしている現役学生に何かできることはないか?と相談させてもらいました。ご相談した時期は、緊急事態宣言が出される前で、マスクやアルコールも足りず、とにかく感染を拡大しないためには自粛して!という状況でした。特に、若者が無症状のまま感染させているというニュースも多かった時期です。小さなお子さんの居る先輩が多く、大学生は、とにかく自宅にいてください、というコメントを多くもらいました。お忙しい中、コメントをいただいた皆さま、いろいろと考えていただいた皆さま、ありがとうございました。
 たくさんいただいた意見の中から、現役大学生にぜひ伝えたいというメッセージを以下に記します。他にもたくさんご意見もらいましたが、全てを載せられず申し訳ありません。ありがとうございました。

「職場は人不足で、誰かがかかったら人が足りない、利用者にうつしてしまえば命に関わるという状況です。毎日不安の中でやっています。学生さんには、この機会に、今後自分の働きたい仕事、分野についてしっかり勉強し、現状を知ってもらいたいです。新卒で福祉の仕事についても、想像と違うという理由で退職する人も多いです。コロナが終息したら、自分が目指す分野の施設にたくさん見学などにいって、雰囲気や仕事内容などを知ってから、最終の道を決めてもらいたいです」

また、コロナ禍で、高齢者施設では行事等もなく、職員に余裕もないので、簡単なレクリエーションの動画等を作成してもらえると、利用させてもらいたい、という声ももらいました。また、子育て中の人からは、子どもを家で遊ばせることに親子ともに疲れているので、何かオンラインで子どもと遊んでもらえる、あるいは、学校から出されたたくさんの宿題をみてやってほしい、という声もありました。

これを受けて(すでに、緊急事態宣言も解除されて、時期は少し遅いのですが)、オンラインで「子どもと遊ぼう」という試みをはじめます。了承の得られた卒業生のお子さん(幼稚園児)と、社会リハ学科の2年次生2名がオンラインで交流しようということで、来週、実施することになりました。
また、小学生のお子さんのある家庭とは、「宿題をみてあげよう」という試みもはじめます。こちらは現代社会学部の2年次生が関わってくれます。
どちらも、またホームページにて、ご報告させてもらいます。

神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科(※神戸学院大学総合案内ページへリンクします)

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