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2020.7.10

レポートの書き方を学びました!

Zoomを用いて、画面の向こうの学生に講義
2020年7月8日、基礎ゼミナールⅠ(1年生)において、レポートをきちんとした日本語で書きましょう!ということで、日本語学校で日本語を母語としない学生に、日本語を教えておられるNPO法人Oneself代表の中野みゆきさんをゲストスピーカーにお迎えし、講義をしていただきました。
接続語の意味や使い方、同じ意味の言葉をたくさんの語彙(ごい)を用いて書けるようにすると単調ではないレポートが書ける、などを学びました。
日本人だから日本語を上手に書ける、というのは大間違いです。レポートのように、自分の意見と他の人の意見を、その違いを明らかにしながら、言いたいことを記述していくことは非常に難しいものです。これからの学生生活で、いくつものレポートを、そして4年次になれば卒業論文を書くことになります。今の時期に、きちんとした日本語で論述できる技術を身に着けることは非常に大事なことです。

講義の後、中野さんが主宰するNPO法人の活動に関して教えていただきました。
NPO法人Oneselfは、①日本語支援事業、②異文化交流事業(防災運動会、料理教室、語学教室、中国音楽を親しむ会…)、③国際交流シェアハウスやどかりの3つの事業を行っています。
今回のような自然災害が起こった時に、留学生や技能実習生などは、不安かつ、どこにどのように避難してよいかわかりません。そのようなことを、避難訓練などをしながら教えていく、また、文化交流として日本のお弁当づくりを教わる、自国の料理を日本人に教えるなど、様々な活動をされていました。それらを通じて、近隣の人との交流を深めていくのが、本当の目的だと中野さんは言われていました。多文化共生は地域に種をまいていく仕事であり、動くのは地域の人たちであるべき、その地域において地域の人によって活動されないと継続しないし、いざという時の助け合いにならない、という考えで活動しておられるようです。
国際交流シェアハウスやどかりでは、湊川公園にあるシェアハウスです。留学生や技能実習生の住まいとして、ただの部屋の提供だけでなく、入居者同士の交流や日本での生活支援を行っておられます。コロナ禍で、留学生が減ってしまって経営が大変な状況です。クラウドファンディングで、経営を支える人を募っておられました。

中野さんから嬉しいプレゼントをもらいました!
クラウドファンディングのリターン(お返し品)として、モンゴル人歌手劉さんのコンサートに参加するという企画を準備されました。そのコンサートにご招待いただきました。下記の情報でZoomにて参加できます。
日曜日、モンゴルの音楽(日本の歌もあるそうです)を聴かせていただきませんか?

7月12日(日曜日)14:00~14:30
Zoomミーティングに参加する
https://zoom.us/j/4940187088?pwd=TWd1K2RuMlhBZW1rZ2pVTGdZWU5nUT09
ミーティングID: 494 018 7088
パスワード: yadokari
  • ゼミ室からの講義の様子
  • 中野さん
  • シェアハウスやどかりの外観

神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科(※神戸学院大学総合案内ページへリンクします)

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