社会リハビリテーション学科では、教員免許を取得することができますが、そのうちの一つに高等学校一種免許（福祉）があります。免許の取得を目指す学生は4年次に教育実習に行き、そこでは実際に高校生に授業をします。3年次科目である「福祉科教育法」ではその準備のために模擬授業を行うことを受講生に課しています。
　写真は、3年次生の朝日雅稔さんが、高校の教室を模して作られた教室で模擬授業をしている様子です。授業のテーマは「高齢者福祉と介護保険制度」。高校生にはイメージしにくい内容なのですが、様々に工夫を凝らして授業を組み立てようとしており、教育実習に向かう意欲が感じられるものでした。

※社会リハビリテーション学科では、2021年度より、高等学校教諭一種免許状（福祉）、高等学校教諭一種免許状（公民）、中学校教諭一種免許状（社会）の免許取得が可能となっています。2020年度までの入学生は、高等学校教諭一種免許状（福祉）のみの取得となります。