先月の2月28日（土）にバングラデシュのダッカにあるCRP （Centre for the Rehabilitation of the Paralysed 、麻痺障害者リハビリテーションセンター）で開催されたセミナー「Seminar on Disability: Understanding practice of Japan and Bangladesh」の様子が現地の新聞に載りました。

このセミナーは、本学の総合リハビリテーション学部内の科研費：バングラデシュ研究会とCRPの共同開催で行われました。
議長はCRPの創設者かつコーディネータで日本の国民栄誉賞に相当するShadhinota Dibosh Podokを受賞されたMs. Valerie Taylor氏、副議長は同じくCRPのExective Direcor であるMr.Shafiq-ul Islam氏が担当されました。

セミナー内容は、日本とバングラデシュ人民共和国における障害者支援の現状と課題についてでした。
本学からは、総合リハビリテーション学部の中川昭夫、奥英久、佐野光彦、共通教育センターの植村仁が講演しました。
バングラデシュからは、Jahangirnagar大学前政治学部長のK.M. Mohiuddin教授、国際赤十字のMahfuzur Rahman氏などが講演されました。
セミナーの参加者は、大学生、CRP職員、ジャーナリスト、大学教員など60名以上を数えました。

セミナー終了時には、バングラデシュ研究会からCRPに対して寄付金と装具用の材料を贈呈しました。
これらはCRPを通じて、同国の政治混乱から問題になっているガソリン爆弾を利用したテロ行為の熱傷犠牲者に対する支援に使われます。

（追記）本セミナーは、JSPS科学研究費基盤研究（Ｂ）研究代表者：佐野光彦、24402041の助成を受けております。


現地の新聞
http://edailypeoplestime.com/content/2015/2015-03-01/zoom_view/8b.jpg

http://www.theindependentbd.com/index.php?option=com_content&view=article&id=249624:seminar-held-at-crp&catid=136:metropolitan-others&Itemid=175

http://newagebd.net/99016/seminar-on-disability-held-at-crp/#sthash.rcZoYBM0.dpbs

http://www.samakal.net/2015/02/28/121587
（New Ageは、現地で2番目の英字新聞です。ベンガル語のSamakalも有力紙です。）


CRPのHPです。
http://www.crp-bangladesh.org/index.php?option=com_content&view=article&id=577:seminar-on-disability-understanding-practice-of-japan-and-bangladesh&catid=1:latest-news