トイレがないから避難所に行けない。
みんなと一緒に花火を見たり、海にいくこともできない。

車椅子ユーザーの方々の切実な声に応えるため、
社会起業をテーマにする川本ゼミでは、
トヨタ自動車社会貢献推進部と共に
移動するユニバーサルトイレの開発をお手伝い、
ようやく試作車が完成しました。

１１月２日、３日は、電動車椅子の2名と
こうべしあわせの村でキャンプ。

お二人も一緒にテントで泊まりました。
お二人からは、
「外に出る時、いつも水分を控えていたが今日は気にせず思う存分に飲めました」
「いつも自分だけが別の場所（トイレが用意されている部屋）。
　今回一緒に過ごせた事は本当に楽しかった」
との声。

トイレが「ある」だけで経験できる事、参加できる機会は
広がっていくんだと改めて思いました。

ゼミ生も写真撮影や運営をしっかりお手伝いしてくれて、
無事に終了できました。