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2025年12月09日

強化段ボールで遊具を製作しました!(福祉用具論演習)

12/4(木)の3限・4限の福祉用具論演習では、強化段ボールを用いて遊具(ゆりかご)を製作しました。昨年までは避難所等で使用する座椅子を個々に製作して、強化段ボールの福祉用具・生活支援用具としての有用性を理解してきましたが、今年はみんなで1つのモノを作り上げることに挑戦しました。

まず最初に強化段ボールについて金井先生からレクチャーを受け、その後1.3メートル×1.25メートルの大きな段ボール板に遊具の下書きを行いました。

下書きを終えたら、まず金井先生が電動ナイフカッターで大まかにカットをし、その後各自担当する部分を決めて部材をカットしていく作業に取り掛かりました。

強化段ボールは一般的な段ボールとは異なり3層構造をしており、強度がものすごく強いものです。表面のライナーと言われる部分もすごく硬くて、カッターで切るのも非常に力がいります。普段ものづくりに慣れていない学生なので最初は切るのに苦戦してましたが、徐々に慣れてきて最後の方は切るスピードも速くなってきました。また今回は小坂先生も参加してくださり、金井先生も分担してカットをしてくださったので、2コマの授業時間内に組み立てることができました。

最後はカラーテープで自由に縁取りをしていったのですが、授業時間が終わっていても楽しんでデコレーションをしてくれ、みんなで試乗もすることができました。最後に記念撮影をして今回の授業は終了しました。

製作した遊具は、機会があれば子供の施設や地域でのイベントの場などに持っていって、子供たちに遊んでもらおうと思っています。(文責:金井)

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