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2025年12月15日

学生が障害者当事者団体のUSJ旅行にボランティア参加しました。

 11/30(日)に本学科の学生が、姫路市の障害当事者団体のUSJ日帰り旅行にボランティア参加しました。参加してくれたのは2年次生の木村颯来さん、野村美咲さん、竹澤莉歩さんの3名です。また別働隊として1年次生4名も参加してくれました。

 当日は姫路駅に集合し、それぞれグループに分かれて利用者の方と一緒に電車でUSJを目指し、現地で1日楽しんだ後、姫路駅まで戻ってくるという行程でした。それぞれのグループで介助者の方と協力して介助や補助などをしつつ、一緒にUSJを楽しみました。普段講義で学んでいることを実際の利用者について体験したことで、参加した学生はとても勉強になったようです。

 参加した学生の感想を紹介します。

「障害者の方と一緒に行動することで、パーク内でのさまざまなバリアフリーに気づくことができました。アトラクションもスムーズに楽しむことができました。
 食事介助や褥瘡予防のための介助を体験することができ、とても勉強になりました。」(竹澤さん)

「ボランティアに参加して学んだことは、車椅子でもたくさん楽しめること、またバリアフリーなどの工夫がどのようなものがあるかなどです。日常で普段目につかないスロープや多目的トイレが必ずあり、アトラクションでも車椅子で楽しめるように工夫されてたことに気がつきました。また、コミュニケーションをたくさんとり、一緒に楽しむことの大切さを学ぶことができました。」(木村さん:写真右端)

「たくさんの利用者様や介助者の方とお話をすることが出来、1日が大変充実し、あっという間に過ぎてしまいました。
 ユニバではバリアフリーやユニバーサルデザインが揃っていました。例えばパーク全体で段差の少ないルート案内の表示や、エリアごとの詳細なバリアフリー情報を公式ウェブサイトで確認することが出来る配慮がありました。また車イス・電動車イス対応アトラクションや、車イス対応トイレなどもありました。ユニバのスタッフの方も優しく声を掛けてくださるなどし、人の温かさに触れた体験でした。
 この1日は私の中でとても大きな思い出となったのはもちろん、今の私がより成長するきっかけになったと重々感じました。ボランティアを通し、利用者様からの声を直接聴いたことにより、今大学でするべきこと・大学生の今だからこそ出来ること がより明確になりました。また機会があればこのようなボランティアに参加したいと感じました。」(野村さん:写真右)

 本学科では大学内で学ぶだけではなく、地域の中でも学べる機会をこれからも創出していきたいと思います。(文責:金井)

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