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2025年12月24日

今年も兵庫県の「里親出前講座」
をしていただきました!

児童福祉論の授業で専門里親さんの話を聞いている場面

12月8日、兵庫県中央子ども家庭センター、里親支援センターの職員の方々や専門里親さんにお越しいただき、兵庫県の里親出前講座をしていただきました。この講座は、まだ一般的に馴染みがない「里親制度」を若者や一般市民に普及するために毎年行っておられる無料出前講座です。本学科で利用させていただいて早4年目になりました。

1時間目の1年次生対象の児童福祉論の講義では、職員の方から里親制度の概要をご説明いただき、専門里親の猶原さんからは里親になることを希望したきっかけや経緯、里子への思いやエピソードを熱く語っていただきました。学生たちの心にも響いたようで、改めて家族の大切さに気づかされたり、里親制度の意義と役割を深く理解したりしたようでした。

3年次生の専門ゼミ(大塚ゼミ)がインタビューをしている場面

2時間目の3年次生の大塚ゼミの授業では、各学生から「里親になろうと思ったきっかけ」「実子と里子との関係性」「里親になってよかったこと」「里親を支える体制」等の質問をさせていただき、子ども家庭センター、里親支援センター、里親それぞれの立場から丁寧に回答していただきました。専門里親の猶原さんには4年連続で本学にお越しいただき、今年も実体験をもとに心温まるエピソードの数々をお話しいただきました。

里親支援センターは、令和4年の改正児童福祉法により、新たに児童福祉施設として加わった機関になります。兵庫県では今年度初めて担当地域ごとに里親支援センターが設置され、ますます里親制度の普及や理解が深まることが期待されています。
(文責 大塚)

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