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2025年07月18日

【基礎ゼミⅠ】人権に関するディベート

2025年度前期の基礎ゼミナール1(糟谷担当)では、人権をテーマにディベートをやってみよう!ということになりました。最初に、人権について学び、人権が脅かされている問題として思いつくことを挙げていったところ、とてもたくさん挙がりました。だったら、すべてについて考えてみよう!ということになりました。

挙がったテーマは、コロナ、植民地、ハラスメント、戦争、ジェンダー、被災者、在日外国人、障害者、黒人差別などでした。

各テーマそれぞれの担当者が、最初にそのテーマの概要、どういう議論をしてほしいかなどを説明、その後、ゼミ12名が「賛成派」「反対派」に分けて、最初数分間、その立場での意見を出し合ってホワイトボードに書いて、討論が始まります。

最初は、言いたい意見だけを言って、それを受け止めた発言ができなかったり、そもそもあまり主張もなかったりと、ぎこちないディベートでした。本当は反対じゃないけど、反対派になりきって意見する、その人が本当にそういうことを考えているわけではない、ディベートだからそう言っているんだ、とわかっているのですが、「え?ひどいこと言うやん」とか「それは本当に腹立つな…」とか、思ってしまうほどなりきっていました。

特に「女性が政界に進出すべきかどうか」というディベートでは、女性(4名)+助っ人男性(2名)vs男性(6名)では、女性陣が顔をしかめるような辛辣な意見が飛び交って、それは言い過ぎでは?いやいや僕が思っているわけではない、というやり取りが何回かされました。後で、女性の立場を男性が担えばもっと面白かったかも、と思いました。

前期の糟谷ゼミのメンバーの皆さん!本当に熱心な議論でした。考えることの大切さ、逆の立場に立つことの難しさをこれからも忘れずに!    (文責 糟谷佐紀)

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