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2025年11月24日

SDGsについてカードゲームで考えました!

2025年11月17日、24日、2年次生の専門ゼミ1はゼミ合同企画であるSDGsde 地方創生カードゲームを行いました。両日、異なる場所で行いましたが、それぞれに盛り上がりました。

このゲームは、issue+design(特定非営利活動法人イシュープラスデザイン)が開発したゲームで、社会リハ学科では実施するのは、2021年から5回目です。

それぞれに地域で暮らす人々としての役割があり、プロジェクトカードと人的資源、予算を与えられて、地域にとって重要な「人口」「経済」「環境」「暮らし」を良くしていこうというゲームです。学生を二つに分けて、競い合いました。

普段とは異なる顔を見せる学生もいて、とても良い機会になりました。

終了後の振り返りにおける学生のコメントを紹介します。

「自分たちの街は、途中で経済を増やさないと事業ができないということに気がついて、意識的に経済を成長させるための事業を行いました。時間が足りなくて、人口を増やすまでに至らなかった」

「経済を成長させることに集中しすぎて、人口を減らし、環境を悪化させ、暮らしも悪くなってしまった。メンバー同士話すことが重要だと思った」

「大きな金額の事業をしようとしていたが、その時にたくさんのメンバーで考えることが重要だと思った」

「子どもに関連する事業をしたときに人口が増えることがわかったので、それに集中してやろうと動き出したことが良い結果に繋がった」

「最初は「暮らし」をマイナスにするほどうまくいっていなかったが、みんなで協力して事業を進めていくうちに、良い地域になってきた」

ご指導いただいた初田さんからは、「風が吹けば桶屋が儲かる」を例に挙げて、すぐに結果が出ないことも多いが、それぞれが何らかの影響を与えている、社会現象は連鎖しているとお伝えいただきました。これを思い出しながら仕事をする機会が、遠くない未来に来る学生たちの良い経験になったと思います。(文責:糟谷佐紀)

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