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2025年11月26日
車椅子について詳しく調べました!(福祉用具論演習)

11/13(木)の3限・4限の福祉用具論演習では、1人1台担当する車椅子を決めて徹底的に調べ上げました。この課題は、前期の福祉用具論で学んだ車椅子に関する知識について、具体的な車椅子を用いて深めることを目的として行っています。
まず、あらかじめ教員が選定した車椅子の中から、各自自分が調べたい車椅子を選び、寸法の計測や試乗しての使い心地、車椅子に備わっている機能などについて2コマかけて調べました。その際に前期の授業の資料を参考にしたり、学生同士で相談し合ったり担当教員に質問したりしながら、熱心に取り組んでいました。


11/20(木)3限に、それぞれ調べた車椅子についてプレゼンテーションを行いました。


この1週間の間にネットで追加の情報を調べるなどして、課題シートを完成させてくれていました。プレゼンも各自がしっかりと担当した車椅子を調べてくれたことがうかがえましたし、何より発表時間も予想よりもオーバーしてプレゼンしてくれました。




またプレゼン後に学生同士で質問が出されるなど、みんながこの課題に熱心に取り組んでくれたことが伝わりました。各発表に対しては担当教員が補足を行い、知識の定着を図りました。



プレゼンの後には、重度障害のある人から寄贈いただいた姿勢変換形電動車椅子を用いて、リクライニングとチルトでどのくらい身体のズレに違いがあるのかなどを体験しました。前期の授業で説明しましたが、実際に体験することでより理解が深まったと思います。


この演習では、今後も少人数であることを活かした実践的な課題を行う予定です。熱心に取り組んでくれる学生たちなので、今年はどんな感じになるかとても楽しみです。
(文責:金井)