1月19日に後期後期がすべて終了しました。宮崎学科長から在学生の皆さんへ下記のメッセージが届きました。


社会リハビリテーション学科の学生の皆様へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学科長　宮崎清恵
2020年度の講義が終了し春休みに入りました。
しかし、コロナ感染はまだ収束する気配がなく外出も制限されている状況下で、皆様さぞご不自由な思いをされていることと思います。
今年度の講義は前期はオンライン授業で、後期はハイブリッド講義（対面講義とオンライン講義の並行）となり、様々な例年とは異なる年度となりました。学生の皆様は、パソコン環境の整備という今までにないノルマに取り組み、また定期試験でなくレポートで評価されるなど、様々な初めての事態に直面されて、戸惑うことも多かったと思います。教員もオンライン講義やハイブリッド講義に不慣れであり、慣れるまで学生の皆様に見守っていただいたことも多くありました。中には、体調をくずしたりストレスがたまたりして精神的な不調に陥ることもあったと思います。
特に、直接、教員と学生、学生同士などのコミュニケーションが減ってしまったことは事実であり、こういう状況が今後も続くなら、我々も直接対面できなくても人と人がかかわることができる方法を工夫して作らないといけないと考えます。
新学期に、元気な顔を直接拝見できれば大変うれしいです。しかし、状況によってはそれに代わる手段での対面となるかもしれません。いずれにしても、様々な手段を駆使して人と人が関わる機会をさらに増やしていきたいものです。人間には環境に適応するばかりでなく、その環境をつくりかえる力があります。次年度も学生と教職員が力を合わせて、よい環境をつくり、人と人との関係をさらに深め良き学びができるようにともに頑張りましょう。