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2021.5.17

社会リハビリテーション論④

「社会リハビリテーション論」4回目の講義は、社会リハビリテーションの実践が目指すところを「福祉文化」という言葉を用いて整理するという内容でした。担当は、小坂です。

「福祉文化」とは、福祉と文化という二つの言葉からなる、いわば造語です。福祉あるいは幸せの質を向上することを目指して行われる様々な活動や実践が、既存の文化や人々の価値観に変化をもたらし、世の中に新しい文化や価値を創造していっている様子を指して、「福祉文化」が醸成されていると言います。

社会リハビリテーションの実践は、福祉や幸せの向上を目指していますが、その実践によって培われてきた価値観を一般社会に浸透させ、社会のありようを変えていこうとする意気込みを伴っています。それはまさしく、社会において「福祉文化」を醸成しようということなのです。

今、このような実践を、社会福祉士等の専門職者、企業の人、NPOの人、地域の人たちが独自で、あるいは協働して展開していて、社会リハビリテーション学科の卒業生も実に多様なところで活躍しています。

                          (文責:小坂享子)                                                                                                                                                                                   

神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科(※神戸学院大学総合案内ページへリンクします)

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