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2017.6.2

「香港・マカオに介助ボランティアとして同行しました!」

香港の景色
頸髄損傷の方々5名が行う、香港・マカオ研修旅行(2017年3月28日~4月1日:3泊4日)に、介助者として4年次生が同行しました。
清水拓武さん、松本章汰さん、蓬莱遼太郎さん、木田翔大さん、村田翔さんの5名です。
彼らは、旅行する頸髄損傷者の日常生活に、重度訪問介護(障害者のヘルパー)という仕事で関わっていて、介助には慣れているメンバーです。
しかし、海外旅行であり、自宅ではない環境での介助ということで、大変なこともたくさんあったようですが、楽しんできたようです。
各自のコメントを以下に載せます。
【清水拓武】今回、初めての海外研修を経験した。マカオでは、フェリー乗り場から乗ろうと運転手に英語で車椅子の乗車を伝えると首と手を振り、2回乗車拒否をされた。後にそもそもスロープがバスに付いていなかったり、運転手の気分による所もある可能性があるとの話を聞いた。今回の研修では、あまり心に余裕を持つことが出来ずに焦ってしまうことが多々あったが、良い体験になった。
【松本章汰】道は傾いており段差も多く、歩道の乗り降りができない場面もありました。車椅子ユーザーが一人で行動するには難所が多すぎると思いました。しかし、現地であった人は優しい人が多く、自ら声を掛けてくださる方も居り、この研修中多くの人に助けていただきました。
今回で2回目の海外研修ということもあり、常時楽しみながら活動することができました。
【蓬莱遼太郎】2年連続で香港、マカオと同行させて頂いた。香港では、大きなエレベーターがあり、電動車いす2〜3台の同時移動が可能だった。マカオでは、現地の福祉タクシーを体験できた。しかし、マカオでは、障害者自体国に残ってないのではないかと思えるほど、意識や設備が整っておらず利用自体難しいこともあった。特に、バスにはスロープが無く運転手も乗車させようとする意識が見れず、利用出来なかった。
今回の研修から、現地でのソーシャルアクションの強さが、福祉を進める1つの大きなきっかけになるということを感じた
【木田翔大】初めての海外研修で、行く前は不安がありましたが楽しく過ごすことが出来ました。
日本では公共交通機関を車いすで利用することは当たり前になりつつあります。しかし、マカオは車いすユーザーが少ないのかまだまだという印象がありました。
バスに乗れなかったため、行けなかった観光スポットはありましたが、とても充実した旅となりました
【村田翔】今回5日間の海外研修に参加させていただき、自分自身初めての海外旅行でもあり、大変なことが多かったが、その分学ぶこともあった。
日本では当たり前のようにしている事が、海外では当たり前ではないということを知ることが出来た。それと同時に、車椅子ユーザーにとって、私達介助者がいかに大切であるかが分かった。 今回得た経験を、これからの学習に活かしていきたい。
  • 介護タクシーに乗り込む様子
  • ホテルでの様子
  • とても美味しかったカニ!

神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科(※神戸学院大学総合案内ページへリンクします)

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