2015年11月28日(土)、第17回みんなの広場にソーシャルワーク実習（地域福祉分野）の実習生2名が参加しました。実習生は、地域劇・ぼうかい劇団の一員として主に裏方の役割を行い、劇をつくり上げる中で地域住民と交流をはかりました。

　みんなの広場とは、1999年から毎年開催され、明石市立望海中学校区の住民が地域で起こっている様々な問題や課題を見つけ、地域劇・ぼうかい劇団が劇にしてみんなで考えていくイベントです。

　今年は、「花園まちおこし物語・花園が虹色に輝く!!」と題し、今から10年後の2025年を舞台に、児童の登下校を見守るボランティアの高齢化が進む中、隣町で子どもを狙った事件が起き、地域のみんなで解決策を探すという物語でした。
　地域劇のほかに、市内の作業所によるお菓子の販売、兵庫県看護協会による骨密度の測定なども行っていました。

＜実習生の声＞
　住民の方々と地域劇を通して交流することができ、とても楽しく有意義な実習をさせて頂きました。住民同士で意見を交わす場がなくなりつつある今、地域の問題をみんなで見つけることで、問題意識が高まり解決に向けての取り組みが住民の力で行われるのだと学びました。機会があれば、来年もみんなの広場に参加したいです。
　花園校区の住民の皆さん、ぼうかい劇団の皆さん、関係者の皆さん本当にいい経験をありがとうございました。

ソーシャルワーク実習　地域福祉分野　実習生　新井琴美・田中千文