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2021.12.7

社会福祉を学ぶ1年生の講義 社会貢献実践

リカバリハウスイチゴ 渡邉さん
この講義では、福祉現場で働くワーカーや行政職員、時にアーティストの方など、
第一線で活躍するゲストの方をたくさんお招きしています。

今日は、福祉を学ぶ上でもっとも大切な、
「生きづらさを抱える当事者の声を聴く」ことをテーマに
アルコールや薬物依存症、服役経験のある渡邉さんを
お招きしました。

渡邉さんは、幼少期の経験から
自分の感情を表に出すことを避け、薬物や窃盗を通して
他者との関係を繋いできたと語ります。

そして、どんどん自分自身を傷つけ、
気がつけば、精神病院や刑務所へとたどりつきました。

20年ほどの間で40回近くの入院や何度かの服役を経験していく中で、
支援者や当事者グループとの出会いから、
回復の過程を歩まれています。

今は、同じ悩みを持つ依存症の方などをサポートする職員(介護福祉士)
として活躍されています。

依存症や触法行為など、
表面化されている問題行動がなぜ起きているのか、
その人、個人の問題として切り取っても何も解決しません。

その人を取り巻く家族や友人、生活してきた環境はどうだったのか、
どのような思いを抱きこれまで生きてきたのか、

複雑に絡み合う要因をともに紐解き、
これからを一緒に考えていくのがソーシャルワーカーの
役割だなと改めて思いました。


神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科(※神戸学院大学総合案内ページへリンクします)

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