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2022.12.10

総合リハ学会が開催されました!

特別講演の花戸貴司先生
第17回総合リハビリテーション学会が、2022年12月3日(土)にメモリアルホールにて開催されました。今回のテーマである「『住み慣れた地域で暮らし続けたい』を支える」について、多職種、地域住民、それぞれの立場でできることを考える機会となる学会でした。
特別講演において、東近江市永源寺地域で、地域まるごとケアを実践されている花戸貴司医師から、支援を必要とする人に対し、周りの人々が、自身の立場で何ができるかを考え行動することの大切さを伝えていただきました。医療・福祉の専門職だけでなく、警察官、ご近助さん(字に注目!)など、その地域で暮らすすべての人が支援者であるということです。互いの役割の違いを認識し、それぞれが自分の役割を少し超えた部分を意識することで、社会は変えて行けるのだと感じました。

花戸先生の講演の後のパネルディスカッションでは、明舞地域での活動を清水政克医師より報告いただき、社会福祉士の立場として橋本力先生、作業療法士の立場として田代大祐先生、理学療法士の立場として南哲先生が話され、その後、川本健太郎先生の進行で進められました。清水先生の勤める清水メディカルクリニックには、病院から地域に戻ってこられる患者さんの受け入れを担当する医療ソーシャルワーカーを置いておられるとのことでした。地域のクリニックが、社会福祉士の活躍の場の一つとなっていくのだと強く感じました。
特別講演、パネルディスカッションにより、総合リハビリテーション学部のこれからの方向性を考える道筋を見つけられたように感じました。

その後の一般演題では、理学療法学科3年次生の福原康太さん、作業療法学科の大瀧誠先生、社会リハビリテーション学科3年次生の葛西敦貴さん他の発表がありました。
  • 清水先生(右)と川本先生(左)
  • 右から橋本先生、田代先生、南先生
  • 一般演題の発表の様子

神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科(※神戸学院大学総合案内ページへリンクします)

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