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2023.5.21

[授業シーン]外国にルーツを持つ人の居住問題(居住福祉論)

講義をしてくださった中野みゆきさん
2023年5月12日、居住福祉論(糟谷担当)の講義内で、特定非営利法人Oneselfの代表である中野みゆきさんに講義をしていただきました。http://oneself-kobe.org/(OneselfのHP)

代表の中野さんは、日本語学校の教師をされていて、外国にルーツを持つ人が日本で暮らすことの困難さを目の当たりにしたことから、彼・彼女らを支える活動をはじめられました。Oneselfは、シェアハウスやどかりの運営、技能実習生入国後講習を行っています。そこで感じたこと、求められることを一つずつ形にされているNPO法人です。自然災害の多い日本で生活するには、非常時の対応を知っておく必要があると感じ、地域の方々とともに防災訓練を行い、地域の一員として暮らしていくために一緒に農園で野菜を作りこども食堂に届けたりと活動がどんどん広がっています。

居住福祉論では、日本で住まいを得ようとする場合に、日本語が分からないからと高額な家賃や入居時費用を請求されるケースや、生活習慣の違いから近隣トラブルになるケースなどを紹介いただきました。現在、Oneselfは居住支援法人の認定も受けて、住まいを探す際の支援(契約や内覧への同行など)を行っています。
履修学生が居住支援法人について学ぶのはこれからです。これまで考えたことがなかった実態にすごく驚いている様子でした。住まいを通して社会問題を知ることができました。中野さん、お忙しいところありがとうございました。
Oneselfには、今夏、サービスラーニング実習もお世話になります。
  • 講師の中野みゆきさん
  • 講義の様子
  • 講義の様子

神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科(※神戸学院大学総合案内ページへリンクします)

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