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2023.5.23

[授業シーン]重度身体障害者の地域生活について(障害者福祉論)

講演される米田さん(介助はこれも卒業生の谷さん)
2023年5月16日の障害者福祉論において、地域生活を送る頸髄損傷の米田進一さんと、社会リハ学科の卒業生(2期生)で、現在は重度障害者の生活支援を行うNPO法人ぽしぶるの理事長をされている藤田厳一さんにお話しいただきました。
昨年の同講義でもお話しいただいた2人が、昨年の反省(2人なりのだそうですが)を踏まえて、講義を組み立ててくださいました。
交通事故による受傷によって頸髄損傷者となられた米田さんが、ほとんど外出できない生活から、家族とともにハワイ旅行を楽しむまでになった、生活の変化についてお話しいただきました。その過程には、同じ障害をもつ先輩(と米田さんは表現)との関わり(セルフヘルプ、ですね)、家族に代わって日常生活を支えてくれるヘルパーの存在などがあったとお話しいただきました。
米田さんが退院して自宅で生活を始めたころに学生であった藤田さんは、米田さんの受障後初めての旅行(別府温泉)の介助ボランティアとして関わったことがきっかけで、卒業前に現在のNPO法人を当時の理事長とともに立ち上げ、現在は理事長として法人をまとめるまでになっています。
藤田さんからは先輩として、学生時代に、色々な活動に関わっていたことが今につながった話から、いろんなことにチャレンジしてみてはどうですか?とお話しくださいました。
米田さんの介助者として来てくれた人も本学科の卒業生の谷さんでした。これは偶然だそうで驚きました。この日来ていたもう一方の介助者は人文学部の卒業生だそうです。
NPO法人ぽしぶるには他にも卒業生が就職しており、学生アルバイトとして働いておりました。まずは学生サポーターとして関わってみてはどうですか?とチラシをもらいました(PDF)。
貴重なお話をありがとうございました。
  • 講義の様子
  • 講演される米田さん
  • 後輩に学生時代について話す藤田さん

神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科(※神戸学院大学総合案内ページへリンクします)

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