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2023.6.8

[ボランティア活動]頸髄損傷者連絡会全国大会の運営②

姫路城をバックに記念撮影
頸髄損傷者のセルフヘルプグループである頸髄損傷者連絡会の全国大会が、2023年6月3(土)、4(日)日、ホテル日航姫路にて行われました。大会運営のボランティアとして本学科の有志(3年次生)10名が、兵庫県立大学、姫路獨協大学の学生とともに活動しました。
初日は、午後からのシンポジウム・ディスカッション、夜の交流会があり、2日目は総会・姫路城の観光がありました。ここでは2日目午後の姫路城観光の様子を報告します。

この日は、小松玲菜さん、薗畑妃依夏さん、相沢楓華さんが参加しました。午後からは姫路城の観光に向かいました。会場から姫路城まで移動し、その後、三の丸まで坂道を登り、その後記念撮影を行うというスケジュールでした。
大型の電動車椅子を使用している人が多く、平坦な道の移動や緩い坂道は問題ありませんが、姫路城内の急な坂道は、ボランティアが後ろから押して登らせる必要があります。下りも滑ってしまう危険があるのでサポートが必要となりました。
参加した学生は、「コロナの影響もあり、頸髄損傷の方とこんなにお話できる機会がなかったので純粋に楽しかったです。障害を持つ方が観光するのにどのようなポイントが障壁となっているのかや福祉用具の工夫によって楽になるところなどが直接見れて良い勉強にもなりました。」「勉強になったし楽しかったです!」「傾斜が急な坂道を下るときに、似たような電動車椅子でも1台に3人くらい支えがいる人もいれば、自分の力だけで降りている人もいて、私は見た目ではわからない車椅子の性能の違いがあるのかなと感じたけど、話を聞いてみるとそれだけではなくて、利用者の運転技術も必要だと教えてもらいました。社会のバリアフリー化が進み、尚且つ福祉用具も進化していくことによって、利用者の技術的な面を必要とすることがなくなっていけばいいなと感じました。」と話してくれました。

金井先生は、午前の総会の会場設営を手伝っておられました。

今後も、まち歩きやバーベキュー大会もあるそうです。興味のある人は、参加してみませんか。   (金井・糟谷:文責)
  • 重量のある電動車椅子使用者が坂道移動を大変
  • 登るのも大変だけど降りるもの緊張
  • 平らな道も危険が多くあり見守りながらともに歩く

神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科(※神戸学院大学総合案内ページへリンクします)

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