基礎ゼミナールⅢ（2年次）で視覚障害に関する体験を3つ行いました。
まず、袋の中に入った様々なモノを手触りだけで当てるゲームでは、目で見るとすぐにわかるものでも、デザインの仕方や素材の違いによって触覚だけではわかりにくかったりするなどを体験しました。触るということを深く探求することも目的の体験です。
次に点字の仕組みを勉強し、その後自分の名前を点字器で打ってみる体験をしました。読み文字と書き文字が鏡文字の関係になっていることに、最初はなかなか理解できない学生もいました。実際の点字新聞や点字パンフレットも触る（読む？）など、点字に触れる体験をしてもらいました。
最後にロービジョン体験キットを使って視野狭窄をシミュレーションし、様々な大きさの文字を読んだりや迷路などに挑戦しました。少し体験しただけでもかなり目が疲れた学生もいましたが、視野狭窄について体験を通じて理解できたと思います。