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2024.3.27

SouthportにおけるSocial Actionとimmigration policyの実際

 2024年3月26日(火)午前、AustraliaのSouthportにて、国民と政治を繋ぐ団体LNPの議長を勤めるOwen Caterer氏に「Social Action」についてのお話をお聞きしました。
 富裕層が集まるQueensland州の中でもサウスポートは、貧困層や移民が集まる地域です。Southportで地域活動に従事するCaterer氏はSocial Actionについて、次のように答えてくれました。「Social Actionは、社会の変化を促進するための共有された責任感を育むことに貢献します。私たち一人ひとりが小さな一歩を踏み出すことで、大きな変化を生み出すことができます。このような行動が積み重なることで、より公平な社会へと進化していくのです。Social Actionは、私たち全員が参加することで意味を持ち、その力を発揮します。だからこそ、今こそ行動を起こす必要があるのです」。
 彼が今、力を入れているチャリティーが「Men of business」 。この活動は、不安定な家庭の子どもが再犯しないよう支援し、その再犯率を通常50%から3%に減少させる成果を上げており、この活動のおかげでSouthportの子どもたち200名が恩恵を受けたとのことでした。彼は、この活動がより広がっていくよう国に訴えるとともに、寄付を募ることで、当初20万円で開始した活動が、現在は1,500万円まで寄付額が増えたとのことでした。
 2024年3月26日(火)午後、Caterer氏の午前の話を受けて、Southportで行われているTAFE (Technical and Further Education)という州立の職業訓練専門学校を訪問しました。ここでは、多くの外国人が語学とともに、職業訓練も行っていました。最近、TAFEでは職業訓練に、介護を選択する人が増えているとのこと。介護職に対する需要の高まりと賃金の改善により、介護職への期待が増しているとのこと、また、介護職を特別職として国が扱うことで、ビザ取得の機会が有利になっているとのことでした。
  • 語学訓練の様子
  • 職業訓練施設1
  • 職業訓練施設2

神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科(※神戸学院大学総合案内ページへリンクします)

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