2022年10月17日の専門ゼミナールⅠにおいて、３年次生の先輩の５名から、今夏に行った学外実習（サービスラーニング実習）の内容と、そこで得たもの、今後の進路にどのような影響を与えているのかについて話していただきました。

児玉優人さんと井上裕貴さんは、福祉用具の販売事業所で実習を行わせていただきました。福祉用具のメンテナンスや、利用者宅への訪問、その他、会社で行われている業務に関わらせてもらいました。実習前に福祉住環境コーディネーターの資格を取得しておくと良いと、２年次生にエールを送ってくれました。この経験が、卒後の進路に少なからず影響を与えているようです。

尾畠拓音さんと岡田勇希さんは、技能実習生入国後講習を行っているNPO法人にて実習をさせてもらいました。実習時には、ベトナムからの技能実習生14名が来日して講習を受け入れていました。他にもシェアハウスを利用する留学生とも関わる機会があったようです。これから会社で働くことになる外国にルーツを持つ人たちが、日本での生活に困らないように様々なスキルを身に着けてもらうための研修が多くあり、それらに関わらせてもらったようです。

明舞まちづくり活動拠点みなく～るで実習を行っている葛西敦貴さんからは、これまで行った活動の報告がありました。実習内容は、スマホ相談会、映画上映会を最初から企画し、当日の運営を行うというものと、地域住民が行うイベント（エコクッキング、イス体操など）の当日のサポートというものであったようです。明舞団地では、地域住民の方々が集える機会や場所を創出し、地域の活性化を目的としたイベントを多く行っている地域であり、今後もその活動に関わらせていただく実習を継続していきたいと思います。11月12，13日の明舞祭の企画、運営にも携わっています。興味のある人は、当日参加していただければと思います。

３年次の夏休みは、就職に向けたインターンシップが始まる時期となっています。サービスラーニング実習では、実習日を個人の都合に応じて決めることができる実習先も多く、就職活動との両立も可能です。